私は、大学生と高校生の娘、息子を持つシングルマザーです。
13年前、夫と協議離婚をし、新しい人生の船出をしました。
初めてのシングルマザー生活。不安でいっぱいでした。

まずは、生活どうする？

結婚してから仕事を持っていなかった私。まずは働かなきゃ稼がなきゃ！
独身時代に手に職があったわけでもなく、これという仕事のあてもない。
さあ何しよう⁈
今の状況的に、まず子供が小さい。
９歳と３歳のまだまだ手のかかる小さい二人。何かあったらすぐ駆け付けられる場所。長い時間の仕事は無理だろう。
昔から、アルバイトを見つけるというと、まずタウンワーク。

そうだ、近くでパート見つけよう！

必死だった私は、何の仕事がしたいかより早く何でもいいからすぐ働けて、自分にできそうな仕事なら何でもいい、そういう気持ちでした。
すぐ目についたコンビニのパート面接をし、OKが出て働き始めました。
しかし実際、日が並べて働けなかったり、時間が短すぎる。
これじゃ駄目だ、他の仕事！と思い、次はパッと頭に浮かんだスーパーでの品出し。
運よく面接ではすぐ働けることとなり、はじめはコンビニとスーパー掛け持ち。
一か月休み一日もない生活。さすがに体が疲れてこわばりました。

一か月後、コンビニの方は退職し、スーパー１つになりました。
働けるならどこでもいいと、やりたいかやりたくないかの選択など頭になく始めた仕事。
まさに“無我夢中”。
あっというまに１０年が過ぎ、子供も大学生と中学生。さあどうしようと船出を始めた頃より、ずっと大きくなりました。
まだまだ親の手は必要な年ではあるけれど、今なら自分のやりたい仕事向いている仕事探せる！とムクムクと心の中で思い始め、いったい何が自分に向いているんだろう、何がしたいんだろうと考えるようになりました。

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私は独身の頃、仕事を見つけるというと人と接するのが好きだったため、接客業をよく選んでいました。
あと、なぜかはわからないのですが人の役にたつ仕事、助けてあげるようなことに興味があったなあと思い出しました。
ある時思い付きで、まさに直感で、資格もないのに歯医者さんで働きたいと思ったことがありました。
当時歯科助手という、先生の横についてお手伝いする助手的なことをする仕事が資格なしでもできたので、よしやってみようと飛び込み、働いた経験がありました。
直感で動くとうまくいくと聞きますが、本当に心の声に従っただけなのにとてもやりがいを感じました。
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という昔のことも思い出し、そうだ、人と接することができて人の役にたてることがしたい。
漠然と思い始めました。
そして私は若い頃よく、何か悩んだり迷うことがあると占い師さんのところへ行き、相談にのってもらったり、時には背中を押してもらいに行ったことがあり（自分自身も無類の占い好きで、昔から本屋さんに行くと何かしら興味のありそうな占い本を見つけては買って、時間があると占いの仕方を見ながら、自分やまわりの人を占ってました。）そうだ占いしてもらいに行こう！と思い立ち、その日のうちに車で昔よく見てもらいに行っていた占い処に行きました。
占い師さんに相談に乗ってもらうと、

「占い師向いてるよ」「やってみない？」

と、まさかのお誘いがあったのです。
私はもうびっくりして、でもなぜかすごくうれしくて、
えーこんなことってあるの⁈まさに、天にも昇る気持ちとはこのことかな？
と、ちょっと⁈いやだいぶ⁈大げさになりますが。
心の中では二つ返事ではい！なんですけど、そこは少し考えた方がいいなと帰りの車で、もうやるかやらないかを考えるというよりは、もうワクワクしかありませんでした。
家に帰って子供たちに話すと、子供たちもびっくりして、でも、すごいじゃん、やってみればと言ってくれました。
その頃、なぜか興味を持ちはじめて始めたタロットカードでの占いを使い、カードにも聞いてみました。
そしたら運命の輪のカードと隠者のカード。
もうやるしかないでしょ、今がその時！とばかりに自分の中で確信してしまいました。
ちなみに、「運命の輪」はチャンスの到来、隠者のカードは意味というより、もう見た目で「占い師」！って感じてしまいました。すみません。そこはもう自分の感覚でとらえてしまいました。
もうそのあとはすぐメールで返事をして、トントン拍子とはまさにこのことという感じで、占い師デビューまでは一か月ちょっとという速さでした。
今でもその占い師の先生には、感謝の気持ちでしかありません。
何しろ、今の私の人生を変えてくれた方なので。お人柄的にも、本当に尊敬しています。
それからはスーパーの仕事をしながら副業という形で月に二度占い師をさせていただくことになり、自分の中では毎日が急に楽しくて輝いて見えるほどでした。

そうこうしている間に一年がたち、その頃は時期的にコロナが流行っており、私もついに感染してしまいました。
子供たちにもうつしてしまい、もう当時は三人で具合が悪く大変でした。
子供たちは順調に回復に向かったのですが、私だけもともと下の子の出産のときに発症したパニック症、過呼吸もまだ完全に完治しておらず、後に検査してわかったのですが、心臓の弁まく症もあり、しばらく咳と息苦しさがしばらく治らず、１０年と少し務めたスーパーを退職という形になりました。

この先もこの仕事をずっと続けていくのだろうか？それとも、違う仕事の方がいいのだろうか？

と頭の中でずっと考えていた中での、ほとんど“強制終了”という形でした。
人生って自分の力ではどうにもならない運命というか、そういうものを感じました。
神様に導いてもらったのかな？とも思いました。体を休めて！考えて！と言われたのかなと。
それから体を治すのと同時に、これからの人生、仕事についてじっくりと考えだしました。

今まで、離婚してから１２年余り好きで始めたわけでもない⁈と言ったら、お世話になった職場、仲良くしてもらったお友達、同僚の皆様に大変無礼になりますが😓（楽しかったし）。
職種的には、やってみたいと思って好きで始めた仕事というわけではなかったので、５４歳、年齢もいい年⁈になってきて、そろそろ自分に向いている仕事、やってみたいと思えるものを探したいと思いました。
自己啓発系の動画や、スピリチュアルに関しての動画をやたらと見通しました。
何しろ、時間はたっぷりあったので。
もちろん経済的には決して安泰ではないので、心配もありつつ、１０年ちょっと務めたおかげの失業保険に助けられながら、切り詰めながらの生活の中で考え続けました。
あと、好きな占いの仕事は月に二度、もちろん続けながらです。

そんな中で、YouTubeの合間に入ってくる広告宣伝からスピリチュアルライフコーチという仕事が目に留まり、そこからメルマガ登録にいたり、パワーストーンヒーラーという仕事に出会いました。
私は以前から人と接すること、人の役に立てることに興味があり、なぜか好きというかやりたいと思うところがあり（話の最初の方でも触れましたが）、“ヒーラー”という人を癒したり元気にする仕事に興味を持ち、やりがいがありそう⁈できたらなんて素晴らしいだろうと思い、一大決心で始めました。

今では、このパワーストーンヒーラーという仕事に出会えて本当によかったなと実感しています。